
- 現役Webマーケター
(元Webディレクター) - 東証一部上場の不動産系企業で勤務
- 最高収益:月間30万円
WordPressは、無料のCMSなので利用している人も多いと思いますが、プラグインなどカスタマイズを行うと、画面が真っ白になったり、そもそもウェブサイトが閲覧できなくなるなど不具合が起こりやすいものです。
そのため、定期的にバックアップを取ったり、作業前にバックアップを取るということを習慣化する必要があるのですが、これが実は面倒くさかったりするんですよね。
そんな時に入れておくと役に立つのが「BackWPup」というWordPressの完全自動バックアアップをしてくれる優秀なプラグインになります。
BackWPupは、WordPressで構築したウェブサイトのバックアップを定期的に自動で実行してくれるプラグインです。WordPressではプラグインの干渉などで不具合が発生しやすい側面があるため、BackWPupをインストールして定期的にバックアップを取っておくことを推奨します。
【WordPress公式ページ】BackWPup
https://ja.wordpress.org/plugins/backwpup/
BackWPupは基本的に初期設定が不要ですが、バックアップを取るにあたり設定の変更が可能なので何ができるか記載します。
WordPressの左メニューから「BackWPup」を選択します。
上記の画像がBackWPupのダッシュボードになります。
赤枠から新規でバックアップの作成をすることができます。
「ジョブ名」「ジョブタスク」を設定することができます。
「ジョブ名」はバックアップの名称になります。例えば毎日バックアップを取るのであれば、日次バックアップなど管理しやすい名前を付けてください。
「ジョブタスク」はバックアップに含むデータを選択することができます。下記の3つは必ず含むように設定しておけば問題ありません。
【ジョブ名】
任意でOK。管理しやすい名称にする。
【ジョブタスク】
下記の3つはチェックを付ける。
・データベースのバックアップ
・ファイルのバックアップ
・インストール済みプラグイン一覧
「アーカイブ名」「アーカイブ形式」はデフォルトの設定のままで問題ありません。
「バックアップファイルの保存先」「送信先のメールアドレス」「メールの送信元」を設定することができます。
「バックアップファイルの保存先」は「フォルダーへバックアップ」にチェックを付けておきましょう。メールでバックアップを送信にチェックを付けても良いのですが、バックアップのファイルサイズが大きい場合、エラーになる可能性が高いです。
・データベースのバックアップ
・ファイルのバックアップ
・インストール済みプラグイン一覧
ジョブの開始方法は「WordPressnのcron」を選択しましょう。開始方法は以下のように使い分けましょう。
ジョブの開始方法は以下で覚えてください。
手動:手動バックアップを取る
WordPressnのcron:自動バックアップを取る
スケジューラーは、「WordPressnのcron」を選択した際に表示されます。
自動的にバックアップを取得する間隔・時間を設定することができます。日次でバックアアップを取得する場合、「毎日」を選択して開始時間を入力します。
【ジョブ開始方法】
「WordPressnのcron」を選択。
【スケジューラー】
毎週1回でスケジュールを組む。
「DBバックアップ」はデフォルトのままで問題ありません。
「ファイル」はデフォルトのままで問題ありません。
「プラグイン」はデフォルトのままで問題ありません。
「バックアップファイルの保存先」で「フォルダーへバックアップ」にチェックを付けると、タブの左端に「宛先:フォルダー」が表示されます。
このタブではバックアップを格納するフォルダー、バックアップをいくつまで残しておくのかを指定することができます。
これで新規ジョブの作成が完了になります。
設定を保存したら、画面上部にある「今すぐ実行」のテキストリンクをクリックしてください。
実行のテキストリンクをクリックすると即時バックアップの取得が始まります。上部に進捗状況が分かるステータスバーが表示されるので、完了するまで待ちましょう。
取得が完了すると、上記のバックアップの完了の表示が出ます。