
- 現役Webマーケター
(元Webディレクター) - 東証一部上場の不動産系企業で勤務
- 最高収益:月間30万円
ウェブサイトを運営していると、画像を少し編集したくなることはありませんか。
ちょっと画像を明るくしたり、テキストを入れたりなど、外部の人に依頼しても良いですが、自分でできるならコストもかからず、時間も省略できます。
パソコンに元々入っている画像編集のツールでは、加工・編集でできることに制限があるので、ダウンロード形式のツール、ブラウザで利用するツールで代替する方が作業の効率も良く、高品質なものが出来上がると思います。個人的にはブラウザで利用できるツールを使うことをおすすめします。
画像の加工・編集が簡単にブラウザでできるツールはたくさんあるので、今回はその中でも特に優秀なツールだなと感じている「Fotor(フォター)」というツールをご紹介します。
Chengdu Everimaging Science and Technology Co., Ltdが提供している画像の加工編集ができるオンラインのデザインツールになります。
現在までで3億人の方が利用しているそうで、実績があり有名なデザインツールになります。スマホデバイス向けのアプリもあるので、スマホで撮影した画像もアプリで加工編集ができます。
基本的なサイズ変更、 トリミング、 背景リムーバーなどの画像の加工編集から幅広いフィルターと効果には、写真効果、ロモ効果、クール効果、ファンキー効果、ぼかし効果などができます。フォトフレーム、ステッカー、テキストも利用できます。
Facebookカバー、Twitterカバー、ポスター、写真カード、YouTubeバナー広告などの目的別でデザインを作成することができます。
実際に私もよく利用しているので、デザイン初心者の方、初めて聞いた方向けにおすすめのポイントを下記にまとめてみました。
[st-mybox title=”Fotor(フォター)の特徴” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-circle” margin=”25px 0 25px 0″]初心者でも画像の加工編集から目的別にデザインができるオンラインの無料ツールなので、使わない手は無いですね。
Fotor(フォター)
https://www.fotor.com/jp/
Fotorでは大きく画像の加工編集、デザイン作成、コラージュの3つに大きく分かれています。トップページで選択してそれぞれの編集画面に進む流れになります。
まず最初に加工編集する画像データをFotorにアップロードしましょう。画面中央をクリックして、自身のパソコンから加工編集する画像をアップロードします。
画像をアップローダすると、上記の画像のようにアップロードした画像が表示されます。
Basicでは、色味の調整、コントラスト、彩度、ハイライト、影を付けたり、画像の補正ができます。またサイズ変更、トリミング、回転などもできるため、Basicだけで簡単な修正であれば完結するします。
下記の画像は元の画像から明るさ、コントラスト、彩度、シャープネスで全体的に明るくはっきりとした画像に手直ししてみました。
Effectでは、画像全体の色合いを変更することができます。無料ライセンスでも各シーン、春や冬といった季節、ヴィンテージ、レトロ、グレイスケールなど複数のEffectを利用できるので、画像のアレンジの幅が広がります。
Effectの度合いもそれぞれプレビューで確認しながら調整できるので、思った通りに出来上がります。
上記は「Effect」>「デジタル」で変更しています。ちょっと変更を加えるだけでお洒落な感じの画像に仕上がるので、専門知識が無い初心者の方でも使いこなせます。
Beautyでは、主に人の顔全体や目や口といった部分の変更ができます。例えばしわ除去、アイシャドウ、アイライナー、アイブロウペンシル、歯の白化などができます。
個人的に感動したのが、クローンという項目で、特定の一部を別の一部に持ってくることができるのでほくろやしみなども綺麗に取ることができます。
変更前
変更後
ちなみにしわ除去では、上部の2枚の画像から分かるように、綺麗に除去されています。
Framesでは、画像の枠の編集加工ができます。個人的にはあまり使用したことが無いのですが、SNSなどに画像を掲載する際にはお洒落な風に見えるので、使ってみるのもありかなと思います。
Framesでもシンプル、国境、デコ、シャドウなど複数のテーマでアレンジができるようなので、試してみてください。
Stickerでは、画像内に図形を挿入することができます。エクセルやパワーポイントで表やスライド内に図形を挿入できるのと同じようなイメージです。
個人的には良く利用していて、画像の中に記事のタイトルを入れたりする場合に使ったりする方が多いと思います。図形の透過やシャドウを加えたりもできるので、色んな表現ができます。
上記の画像では「Sticker」>「Basic Shapes」から図形を選択して追加しています。
Textでは文字通りテキストを追加することができます。
フォントなどはそこまで選択できないのですが、シンプルに画像内にテキストを追加するだけであれば困らないぐらいに揃っています。
画像の加工編集が完了したら、画面上部のメニューの一番右側に保存ボタンがあるので、クリックして保存してください。
保存ボタンをクリックすると、画像のファイル名、画像データの形式、画質などが選択できるようになっています。お好みで設定変更してください。
保存が完了すると上記のような表示になり完了になります。
デザイン作成を選択した場合、まず最初に何のデザイン作成をするのかを選択します。
Youtube Channel Art、Facebook Cover、Poster、Logo、Twitter Coverなど様々なデザインを作成することができます。
ここで何のデザイン作成をするのかを選択することで、正確なサイズでデザインを作成することができるので、後からサイズの手直しなど大幅な変更を減らすことができます。Custom Sizeを選択すれば任意のサイズでデザイン作成ができます。
Templeteでは、選んだ目的毎にテンプレートデータを選択できます。とても数が多いのでイメージ近いものがあると思います。
そのため1からデザイン作成しなくても、テンプレートを少し変更するだけで完成します。
※画像の加工編集と同じため説明を省略
※画像の加工編集と同じため説明を省略
Backgroundでは、背景色を付けることができます。カラーバリエーションも豊富にあるので、お好みで選択して下さい。
デザイン作成が完了したら、画面上部のメニューの一番右側に保存ボタンがあるので、クリックして保存してください。
保存ボタンをクリックすると、画像のファイル名、画像データの形式、画質などが選択できるようになっています。お好みで設定変更してください。
保存が完了すると上記のような表示になり完了になります。
Classicでは、1枚の画像をどう分割するかを選択できます。基本的に2分割や3分割するだけであれば、ここで選択しましょう。
ちょっとお洒落に斜めで分割したり、大小様々な分割をするのであれば、Funkyで分割方法を選択しましょう。
Artisticでは、コラージュのテンプレートを選択できます。
レイアウト、テキストの色・サイズ、背景色などがあらかじめお洒落にテンプレートになっているので、イメージに合うものが有れば選択して下さい。
Funkyでは、Classicよりも複雑な分割方法を選択できます。斜めに分割したり、大小様々な画像配置が可能です。
Instagramなどで良く見かけるレイアウトですね。
Stitchingでは、画像の枠部分の幅や画像の角の形状を変更できます。
※画像の加工編集と同じため説明を省略
※画像の加工編集と同じため説明を省略
※デザイン作成と同じため説明を省略
Fotor(フォター)はいかがでしたでしょうか。シンプルな画像の加工編集以外にもデザイン作成やコラージュ作成ができる無料ツールになるので是非使ってみて下さい。