「インナーマッスルを鍛えるとどうなるの?」
「インナーマッスルの鍛え方がわからない」
という方もいるのではないでしょうか。
インナーマッスルは目に見えない部分にあるため筋トレをしている人の中にもこれらのことを正しく理解できている人は少ないです。
この記事ではインナーマッスルを鍛えるメリットとその鍛え方を解説していきます。正しい知識をつけ、効率よく安全に腹筋を鍛えていきましょう。
目次
インナーマッスルと腹筋の関係性

腹筋のインナーマッスルとは目に見えない深層部にある腹横筋、腹斜筋のことを言います。
腹筋と聞くとシックスパックに割れたものを想像される方が多いと思いますが、これは腹直筋と呼ばれる筋肉でいわゆるアウターマッスルと呼ばれるものです。
目に見えるアウターマッスルだけを鍛えると確かに見栄えはよくなりますが、インナーマッスルとの筋力の差によって体幹が安定せずバランスを崩しやすくなったり疲れやすくなったりします。
腹筋を鍛える際にはインナーマッスルとアウターマッスルを同じように鍛えることが大切です。
インナーマッスルを鍛えるメリット

インナーマッスルを鍛えることによって主に3つのメリットを得ることができます。
基礎代謝が向上する
人は何もしていなくても心臓を動かしたり、呼吸をしたりなどでエネルギーを消費しています。
このエネルギーのことを基礎代謝と言います。基礎代謝が向上するとそれだけ多くのエネルギーを消費することになるので、太りにくい体質また筋肉がつきやすい体質になります。
運動機能が向上する
インナーマッスルはアウターマッスルの動きをサポートする働きがあります。
アウターマッスルだけを鍛えても身体の軸が安定しないので、せっかくの筋力を最大限発揮することができません。インナーマッスルも同様に鍛えることで筋肉のパフォーマンスを向上させ、運動機能も同様に向上します。
姿勢が良くなる
インナーマッスルは腹筋だけにあるわけではなく、様々な筋肉に存在しています。
特に体幹部や骨盤周りのインナーマッスルは背骨を支える役割を担っているので、姿勢が良くなる効果があります。姿勢が良くなると骨盤の歪みも改善されるので疲れがたまりにくい体質になります。
簡単にインナーマッスルを鍛えられる方法を3つ紹介
これから初めてインナーマッスルを鍛える方でもカンタンにできる鍛え方を3つ紹介します。
プランク
プランクは筋肉に負荷がかかる姿勢を維持してインナーマッスルを鍛えるトレーニングです。
- 両肘を床につけ、うつ伏せになります。
- 足を肩幅に開き腰は浮かせます。
- この状態で維持します。
ドローイング
ドローイングはお腹を凹ませて腹式呼吸をすることでインナーマッスルを鍛えるトレーニングです。
- 仰向けになり膝を60~90度に立てます。
- 腹式呼吸を何度か行います。
- 息をゆっくり吐きながらお腹を凹ませます。
- その状態で30秒維持しつつ腹式呼吸を行います。
- 繰り返します。
ヒップリフト
ヒップリフトは床から腰を浮かす運動によってインナーマッスルを鍛えるトレーニングでうs。
- 仰向けになり膝を90度に立てます。
- 腰を浮かし肩・腰・膝が一直線になるようにします。
- この状態を維持します。
まとめ
アウターマッスルだけを鍛えると身体のバランスが悪くなり、結果的に筋肉がつきにくくなってしまいます。効率よく安全に筋肉をつけるためにもインナーマッスルも鍛えていきましょう。
今回紹介したインナーマッスルの鍛え方は家でも十分できるものなのでぜひ実践してみてください。