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プログラミング言語「COBOL」の特徴やできることを解説【事務処理計算が得意なプログラミング言語】

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管理人:かつさんど
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プログラマー・エンジニアをされている方であれば、COBOLというプログラミング言語を一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

COBOLは非常に歴史が古いプログラミング言語で誕生からすでに60年以上の長い年月が経っています。現在、世界中で人気が高いプログラミング言語のほとんどはCOBOLなどの昔のプログラミング言語を基礎としてて新たに作られています。そのため、古い言語は大変立派で使いやすいものが多いですが、古さは否めず少しずつ主力言語から追いやられています。

しかし、現在でも現役で金融機関の基幹システムなどに使われています。そこで世界的に見ても扱える人が少ないCOBOL言語ですが、今回はCOBOLが「どんな特徴をもっているのか」「何が得意分野なのか」を解説していきます。

目次

歴史のあるプログラミング言語「COBOL」とは?

事務処理用の高級言語として開発されたCOBOL(Common Business Oriented Language)は1959年にアメリカで誕生したプログラミング言語です。まだコンピューターが軍事的な利用が主だった戦時中で当時はアセンブラ、FORTRAN、COBOLと3大言語と呼ばれていました。

アセンブラ、FORTRANは人間が理解するには困難な言語でしたが、COBOLは人間が日常生活で使う文法に近いため理解しやすいことが評価を買い、世界中に広まっていきます。

今のコンピューターに取り込まれている高度なプログラムを作ることは出来ませんが、基幹システムや事務処理をする際には第一線に立って活躍しています。古いプログラミング言語ですが、TIOBEの人気プログラミング言語指標によると、2017年現在では25位にランクインするなど、今でも初心者や経験者からも熱い支持を受けています。

プログラミング言語は今でこそ初心者向けにスクールが出来たり、体系的にまとまった書籍が出版されたりと誰でも学習ができる環境にありますが、当時はプログラミング言語自体がとても難しいかったため誰もが扱えるとは言い難かったのです。

プログラミング言語「COBOL」の特徴

①COBOLで書いたプログラムは読みやすい

先述の通りCOBOLの人気が広まった要因として一つ挙げられるのは、人間が使う文法に近く読みやすいことです。

英語に近い構文であるため、プログラムを作った後でも修正を入れやすく、共同作業をする上でも作業者の理解を得られやすいです。

最近の言語の中には可読性が低いものもあるので、COBOLが生き残っている理由の一つと言えましょう。

②COBOLは昔から変わらない規格でいつでも誰でも扱える

COBOLがリリースされてから半世紀が経ちますが、規格が統一されているため、誰がいつ書いても似た構文・文法に仕上がります。というのもCOBOLは記述ルールがシンプルなため可読性が高いことが特徴としてあげられます。

③COBOLは事務処理計算が得意

COBOLの最大のメリットとも言えるのは事務処理用に作られたプログラミング言語であるため、正確かつ高速な計算ができます。

例えば、計算した時に結果が浮動小数点数になる場合であっても、COBOLでは僅かな誤差も出さずに結果を出すことができます。他のプログラミング言語では計算した際に大きく誤差を出してしまうことがよくあります。

④COBOLエンジニアの減少

COBOLがリリースされたのは半世紀以上前です。リリース当時はたくさんいたエンジニアも、高齢化によって、COBOLを扱える人はかなり少なくなっています。COBOLの強みが今も生きているとはいえ、初心者がいきなりCOBOLを学ぼうとは思わないでしょう。しかし、大企業や行政のでは、COBOLを採用しているシステムもまだ多く存在します。

エンジニアの数は少なくなっているものの、COBOLの需要は依然として高いため、学習する価値は充分にあるでしょう。一定の人気はあるとはいえ、前よりは衰退への道が見えているであろうCOBOLですが、コロナ禍で注目を浴びています。

きっかけは、米国・ニュージャージー州知事の発言です。アメリカでは、新型コロナの拡大で失業者が増加。この州の失業保険の申請システムは、COBOLで動かしていたものの、失業保険の申請が相次いだことを受け、システムがダウンしてしまいました。そこで知事は、COBOLのエンジニアが必要だと発言しました。COBOLのエンジニアは減少傾向にあり、またCOBOLが得意とする仕事の多くは保守運用が大半。とはいえまだ使われ続ける見込みがある言語です。学ぶべき理由の一つでしょう。

⑤COBOLはOSに依存しない

COBOLはWindows、Mac、LinuxなどOSに関係なく動かすことができるプログラミング言語です。

OSに依存しないプログラミング言語なのでWindowsからMac、WindowsからLinuxなど他のOSへの移植も簡単にすることができます。

プログラミング言語「COBOL」のできること

①事務処理

COBOLは事務処理を得意とします。

金融機関や大企業・行政の事務処理でも、COBOLは使用され続けています。

②計算処理

先述の通り、計算を得意としています。

COBOLでは、10進数演算を定義することができるので、四則計算を分かりやすく行うことができます。

③帳票

事務処理に必要なものの一つである帳票も、COBOLですることができます。

印刷時に調整する右寄せや空白の設定も自動で行うことができます。

④金融機関で使用されている

金融機関のシステムは、今でこそコンピューター言語によって作成されたものが多く存在しますが、COBOL言語は、コンピューター言語が出来る前からあるため、システムの自動化は比較的早い時期に行われました。

⑤銀行で使用されている

銀行のメインフレームでもCOBOLが利用されています。

処理速度の面から、COBOL computerによる高速処理が適しているからです。

半世紀の間で、さまざまな言語が開発されたにも関わらず、現代でも通用する性能を持っていることは凄いことです。

プログラミング言語「COBOL」のインストール方法

次にCOBOLのインストール方法を解説します。

COBOLプログラムには、「OPEN COBOL」もしくは「GNU COBOL」といった開発ツールを導入する必要があります。

コードを書くエディタは、「サクラエディタ」や「Atom」を使用しても問題ありません。

COBOLのファイルを作成する時は拡張子「.cob」を選択します。

プログラミング言語「COBOL」の学習方法

最後にCOBOLの学習方法について解説します。

最近できた言語ではないため、人気のあるプログラミング言語と違い、書籍・サイト問わず学習する方法がに限りがありますが、無いわけではありませんので、最後に解説していきます。

COBOLをWebサイトで学ぶ

①ドットインストール

動画で学びたい方におすすめです。

しかも動画の本数は1本約3本なので、隙間時間に見たい集中力が続かないという方にもおすすめです。

COBOLの基礎から演算、ファイル作成まで学べますし、他の言語に関する動画もあるので、気になったらすぐに学んでみてください。

https://dotinstall.com

②COBOL入門

株式会社COBOLによって運営されているCOBOL言語に特化した学習サイトです。

基礎的な部分から実践まで。知識はもちろんのこと、勉強方法や注意点についても、解説があるので、一度目を通してみてください。

https://www.cobol.co.jp/cobol-nyuumon/

COBOLを書籍で学ぶ

①やさしいCOBOL入門ー演算問題で基礎から学ぶ

2000年に出版された書籍です。プログラミングを初めてするという方にはおすすめですが、実践に踏み込むためにはもうワンランク上の本を購入してみる必要があります。

②[改訂新版]実践COBOLプログラミング入門

2007年に出版された書籍です。本は分厚いですが、同じことやどうでもいいことが書かれているという意見も見られるため、一度読んでみて必要なところだけ掴んでおきましょう。

まとめ

本記事では、COBOLについて解説しました。

誕生したのが半世紀以上前ため、今でも人気あるプログラミング言語でありながら、学習方法が非常に限られているのがデメリットです。

しかし、需要は依然として高いため、習得したら大きな力となるでしょう。ぜひ学んでみてください。

「他のプログラミング言語は何があるのだろう?」という方は、下記の記事も読んでみてください。
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