
- 現役Webマーケター
(元Webディレクター) - 東証一部上場の不動産系企業で勤務
- 最高収益:月間30万円
という方に、文系出身の私が新卒でWeb制作会社に就職した体験談をもとに、Web制作会社に向いている人、Web制作会社でのキャリアの築き方、また自分に合ったWeb制作会社の探し方について話していきたいと思います。
私は新卒でWeb制作会社を選びました。
特に大学で情報処理系の学部を専攻していたわけでは無いのですが、元々Webサイトには興味があって、趣味の範囲でHTML、CSS、JavaScript、PHPを触っていました。実際にブログを作ってみたり、模写コーディングをしてみたりと今思うと実務に生かせることをしていたなと思います。
そのため就職先としても自分が興味のあるWeb系の会社を探していました。またWeb系の企業に就職すれば、新しい技術やスキルを身に着けれると思って就職先として選びました。
大学では経済学部でしたので、友人たちは銀行や証券会社などの金融系の企業を志望する人が多かったので私はレアケースかもしれません。
しかし、新卒での就職時に明確にこの仕事がしたいと思えるほど知識や経験もありませんので、基本的に自分の興味のある業界・分野や職種を軸に会社を選んでいきました。
結論、文系出身かつ未経験者でも通用します。
Web業界は日々新しい技術や考え方が生まれて、時代によって流行り廃りもあるので、入社して働きながらニーズに合わせたスキルを身に付けていけば問題ないです。
そもそもデザインやプログラミングが学べる大学や学部の数が少ないので、新卒の場合入社してからスキルを身に付けていくのが一般的です。もちろん、学校や自分で独学でスキルを身に付けば選考の段階から他の人よりもアピールになります。
私の現在の職種である「Webマーケター」について書いた記事になります。気になる方は是非読んでみてください。
【現役解説】Webマーケターとは?分かりにくい仕事内容から気になる年収まで解説
「Webマーケター」と「Webディレクター」について違いを解説しています。
【現役プロが解説】WebマーケターとWebディレクターの違いは?仕事内容・年収・キャリアについて解説
Web業界の分野は広くて、Webサイト制作を受託開発している会社、スマホアプリ開発が得意な会社、Webマーケティングで見込み客作りが強い会社、Webシステムから業務システムの開発が得意な会社などWeb業界の会社はそれぞれ得意な分野が異なります。
Web制作会社のWebサイトの制作実績などを確認するのがおすすめです。制作実績ページにはWeb制作会社が対外的にアピールしたい実績が掲載されているはずなので、どういう実績が多いのかなど情報を得ることができます。
自分が入社して携わりたいような実績が多い会社などは積極的にエントリーしてみましょう。逆に実績の更新がほとんどされていないような会社はあまりおすすめできません。仮に本当は実績があったとしても、自社のWebサイトを更新する余裕もない会社なので、新卒で入社すると考えると避けるほうが無難です。
Web制作会社の仕事の受け方も確認しておくと良いです。
直請けの場合、クライアントと直接やりとりを行うことが多いので、クライアントと打ち合わせして要望を汲み取って、どうやって具現化していくのか企画や設計を作って、実際に制作チームをアサインしたり指示を行い、納品というように上流工程から一気通貫でプロジェクトに関わることができます。
代理店経由での案件の場合、基本的に代理店の指示を受けて制作を進めるので、やりがいが無かったり、スケジュールや納品物の融通がきかないといったことがよくあります。プロジェクトの一部を受けると全体像を掴めないままプロジェクトが終わったりします。
最悪の場合、代理店がしっかりとグリップを持っていないとクライアントの意向によっては追加要件が増えたり、スケジュールがずれこんだり、納期がタイトだったりと思いがけないことが起きたりします。
私の場合、直請け案件の場合は、納品・公開のタイミングでクライアントと達成感を味わったりすることが嬉しかったので直請けをメインにしているWeb制作会社がおすすめです。
入社してからどれぐらいスキルが付くのか、どういう経験ができるのかは非常に重要です。
新卒入社された先輩方がどのように仕事内容で、現在どういうポジションで働いているのかを確認すると良いでしょう。選考のタイミングで質問できる機会があれば、是非直接話してみて色々聞いてみましょう。
Web業界はフリーランスで仕事されている方も多いので、将来的にフリーランスで働いてみたい方は自分で稼いでいけるぐらいのスキルや経験を積んでおく必要があります。
新卒採用では大学での企業説明会をはじめ合同企業説明会や、採用サイトを使って自分で調べて会社の情報を収集できます。ただどうしても企業説明会は一部の企業の情報しか得ることができませんので私は採用サイト、エージェントサービスを使って会社選定をすることをおすすめします。
採用サイトは多くの企業の情報が掲載されており、事業内容、勤務地、給与、福利厚生など多くの情報を他の企業と比較しながら得ることができます。
エージェントサービスは自分の希望や条件を伝えることで、自分にあった企業を探してくれるサービスです。就職活動中は大学での授業や卒論があったり、他の企業の選考があったりと何かと時間を取られることがあるので、自分の代わりに企業を探してくれるエージェントサービスは是非活用すべきだと思います。
リクルート就職エージェントはリクナビを運営するリクルートが運営している新卒採用に特化したエージェントサービスです。
1人1人にキャリアカウンセラーが付くので、ヒアリングで希望の条件などを伝えると自分に合った企業を紹介してくれます。
リクナビ就職エージェントの特徴としては最大級の企業情報にあります。キャリアカウンセラーが多くの候補をあげてくれるので、その中からいくつか受けてみることで効率が良い就職活動ができます。
マイナビ新卒紹介はリクナビと同じぐらい学生の利用率が高いマイナビの新卒採用に特化したエージェントサービスです。
マイナビも1人1人にキャリアカウンセラーが付いて企業紹介から履歴書・ESの添削を行なってくれます。
就活ノウハウをまとめた記事もあるので、就活で必ず行う自己分析、業界研究などの知識も得ておくと就活を有利に進めれるかもしれません。
SE・プログラマーの転職を支援するために、マイナビエージェントはIT業界に特化した転職支援サービスも展開しています。
doda新卒エージェントはパーソルキャリアが運営している新卒採用に特化したエージェントサービスです。
契約している企業は4700社以上と多くの有力企業の求人情報を入手することができます。
国家認証資格のGCDF資格を取得したプロのキャリアカウンセラーが在籍しており、1人1人に合った履歴書の書き方や面接対策から様々な業界や企業についてアドバイスがもらえます。
キャリアスタートは就職エージェント『キャリアスタート株式会社』が運営する新卒専門の就職支援サービスです。求人情報は関東がメインなので東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県で就職希望の方に特におすすめです。
アドバイザーの約6割が就活アドバイザーランキングで入賞経験があり、20~30代の若手アドバイザーが多数在籍しているため、年齢的に近いアドバイザーが二人三脚で希望の就職活動を行えるようにサポートしてくれます。
特に評判が高い点として徹底した面接トレーニングがあります。選考予定の企業や学生の特徴に合わせた独自の面接トレーニングプログラムで質の高い面談、面接トレーニングを行うことで驚異の内定率86%を記録しています。
キャリアチケットは多数の学生を見てきたプロのアドバイザーが人事目線で就職活動をサポートしてくれる転職エージェントサービスです。
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「もっとエージェントを知りたい」という方に、下記の記事でさらに多くのエージェントサービスをまとめているので参考にしてみてください。
未経験からWebエンジニア・プログラマーになりたい方必見!おすすめの転職エージェントサービス10選
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