- 現役Webマーケター
(元Webディレクター) - 東証一部上場の不動産系企業で勤務
- 最高収益:月間30万円
Webマーケターの5つのキャリアプランと年収相場を紹介【現役マーケター解説】
Webマーケターの5つのキャリアプランと年収相場
広告代理店・マーケティング会社でコンサルタントを目指す
Webマーケターの王道のキャリアプランとして、広告代理店・マーケティング会社などのIT/Web系の会社でコンサルタントを目指すことが考えられます。
例えば、広告運用・SEO・SNSなどのジャンルにおいて複数のクライアントとの仕事を通じてスキルを高めて経験を積むことで一流のコンサルタントになれるでしょう。
コンサルタントといっても大きく2パターンあります。広告運用・SEO・SNSの特定のジャンルにおいて専門性を高めてその道のプロになる。またはそれぞれ全てのスキル・知識をつけてクライアントに合わせて最適なマーケティング手法を提案・実行するマルチに活躍できるマーケターを目指す方向があります。
事業会社でCMOを目指す
メーカーや商社など営利目的の事業会社にてCMOを目指すキャリアプランもあります。事業会社の場合、企業内にデジタルマーケティング部などの部署や部門を構えて、外部の広告代理店やシステムベンダーと協力しながら仕事を進めていくことになるでしょう。
最近では事業会社のインハウス化が進んでおり、今まで外部の会社に依頼していたデジタル・Web施策の内製化を実施している企業が増えています。
メディア運用会社で編集長を目指す
SEO集客を目的としたメディアを運営している会社にてライター・編集者から編集長ポジションを狙うキャリアがあります。
会社員など本業をしながら副業で稼ぐ
本業の会社員をしながら、Webマーケターとして副業をします。具体的にはホームページ作成・運用、広告運用、記事・コンテンツ作成などの仕事を副業で引き受けることができます。
最近ではクラウドワークス・ココナラ・ランサーズといったインターネット上で仕事の受発注を行うプラットフォームを活用して案件を獲得している方が増えています。
独立してフリーランス・個人事業主になる
副業という形ではなく、独立してフリーランスや個人事業主として本格的にWebマーケターとして生計を立てることも考えられるでしょう。
フリーランスや個人事業主の場合、先ほど紹介したクラウドソーシングサービスだけでなく、自ら直接営業をかけて少しでも高単価の案件を獲得することもあります。
Webマーケターとしてキャリアアップするポイント
ポートフォリオとなる実績をつくる
Webマーケターもデザイナーやプログラマーと同じくポートフォリオのようなアピールにつながる実績をまとめたものが必要です。
Webマーケターの実績としては、「売上アップ」「CV増加」「認知度の向上」などがあります。ただ実績となる結果だけを話しても説得力に欠けます。
改善前が「どのような状況で何が課題だったのか」それに対して「どういうアクションを行なったのか」を相手に伝わるように説明する必要があります。そのために、その時のWebサイトや広告物の画像などは取っておくようにしましょう。
専門分野・専門業界を作る
Webマーケターの仕事内容は幅広いので、その中で何か得意な分野を持っておくとキャリアアップしやすいと思います。
例えば、「SEO集客に強い」「広告運用の経験が豊富」「クリエイティブも作れる」といったものがあるでしょう。
他にも得意な業界業種があると良いです。病院・不動産・アパレルなど同じ業界業種の案件実績が多いことを理由にお仕事がもらえることもよくあります。
学習を継続する
Web業界自体の技術革新やトレンドの移り変わりが早いので、Webマーケターは定期的に新しい情報をキャッチして学習をする必要があります。
特に広告やSEOに関係する業務をしている場合、Google検索エンジンのアップデート情報などは直接影響があるので必須です。
未経験からWebマーケターになるには?
独学でWebマーケティングの学習を行う
Webマーケティングは独学でも学習ができます。最近では動画を使ったオンライン学習が定番になっておりYouTubeや Udemyなどで気軽に始めることができます。
自分のWebサイト・ブログを作る
Webマーケターの転職において実務経験が求められるので、未経験の方は自身のWebサイト・ブログを作って経験を作ることが重要です。Webサイト・ブログは月額数百円のサーバ費用しかかからないので負担も少ないです。
ライティング・SEO・広告運用のスキルを付ける
先ほどの自分のWebサイトやブログを作成して運用することで、Webマーケターに求められるライティング・SEO・広告運用の知識・スキルを身につけることができます。
最初は言葉の意味やツールの使い方などに戸惑うこともあると思いますが、慣れれば難しいものは少ないです。
スキルを身につけながら、クラウドサービスで案件を探して少しずつ実績を積み上げていきましょう。
独学よりもプロに教わりたい方は下記の記事を見てください。人気・おすすめのWebマーケティングスクール11選【評判・口コミ付き】