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Windows10の自動起動の設定方法
windows10で自動起動を行う場合、BIOSで設定を行う必要があります。BIOSはあまり聞きなれない人も多いかと思いますので、簡単に説明します。
BIOSの正式名称は「Basic Input Output System」で読み方はバイオスです。主にパソコンのマザーボードに格納されており、OSが起動する前に動作してキーボードやマウスからメモリ・CPUといったハードウェアの制御を行う役割があります。
自動起動はBIOSの「Power Management」の項目で「Auto On Time」を選択することで設定ができます。
具体的な手順は下記になります。
- 電源を入れてすぐにF2ボタンを押す
※パソコンによってF1やDeleteキーの場合があります。 - BIOSのメニューから「Power Management」を選択
- 「Auto On Time」を選択
- 起動時間の設定
- 実行頻度の設定(毎日・平日・曜日指定)
- BIOSの設定完了
Windows10の自動シャットダウンの設定方法
windows10で自動シャットダウンの設定を行うには「タスクスケジューラ」というアプリケーションを使う必要があります。
タスクスケジューラはWindowsに標準搭載されているアプリケーションでソフトウェアの起動やメール送信などをあらかじめ決めた予定日時に自動的にプログラムを実行させることができるツールです。
ルーチン業務を対応したり、人がやると忘れやすいことを登録しておくことで業務効率やリマインドとして活用することができます。
具体的な手順は下記になります。
- スタートメニューからWindows管理ツールでタスクスケジューラを選択
Cortanaで検索しても表示されます。 - 右側の「基本タスクの作成」をクリック
- 基本タスクの名前と説明を入力
- タスクトリガーの設定
- タスクの開始日時を選択
- 操作は「プログラムの開始(T)」を選択
- プログラムの開始でプログラム/スクリプト(P)に「shutdown」と入力
続いて引数の追加(A)に「-s -f」と入力
※sはシャットダウン、fはプログラムの強制終了 - タスクの作成完了
これで作成自体は完了になりますが、最後に下記を設定しておくと間違いなく自動シャットダウンが行われるようになります。
- 基本タスクのプロパティ画面を開く
- 全般タブでクリック
- 「ユーザーがログインしているかどうかにかかわらず実行する」にチェック
- 「最上位の特権で実行する」にチェック

