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【初心者向け】WordPressサイトにおすすめのアクセス解析プラグイン5選
今回は多くのサイトで使われているオープンソースのCMSであるWordPressを導入しているサイト向けにおすすめのアクセス解析プラグインを紹介します。
多くのアクセス解析プラグインがありますが、実際に使ってみた中で厳選しているので是非参考にしてください。
WordPressのアクセス解析プラグインを選ぶポイント
プラグインを入れてもWordPressの動作が快適か
プラグインはWordPressにあらゆる機能を簡単に追加できる便利な存在ですが、プラグイン同士の干渉で不具合が起きたり、プラグインを入れ過ぎてWordPressの動作が遅くなったりとあらゆる問題が発生する原因の一つです。
特にアクセス解析などの多くの処理をするような重い機能になるので、アクセス解析系のプラグインを入れて動作が重くなることがあります。
実際にプラグインを入れて動作が問題ないか確認しましょう。
プラグインのバージョンアップが行われているか
プラグインの定期的なバージョンアップが行われていないとWordPressのバージョンに適応せず不具合が起きることがあります。
定期的にプラグインのバージョンが行われているかインストールする前に確認しておきましょう。
プラグインの日本語対応が行われているか
プラグインの日本語対応はマストではないと思いますが、日本語の方が正確に設定ができるのでできたら日本語対応しているプラグインが良いでしょう。
ブラウザの日本語翻訳に対応していれば、何とか意味が理解できる日本語になるケースが多いので一度試してみてください。
WordPressで単体で動くおすすめのアクセス解析プラグイン
Jetpack
Jetpackはアクセス解析だけでなくセキュリティやマーケティングなど豊富な機能が付いているプラグインです。
また開発元もWordPressのレンタルブログを運営しているAutomattic社によって開発されており信頼できます。
jetpackのアクセス解析では、以下のようなデータが確認できます。
- サイトの表示回数
- 参照元
- 検索キーワード
- 表示回数の多い投稿ページ
- 外部サイトリンクのクリック数
- コメント数
https://ja.wordpress.org/plugins/jetpack/
WP Statistics
WP Statisticsはダッシュボードからグラフィカルにまとめられたアクセス解析データを閲覧できるプラグインです。
「IP/ロボット除外」でクローラーのアクセスを含まずに正確なデータ集計も可能です。
またGeoIPの設定を行うことで日本・海外の国や都市名が分かるアクセス解析ができます。
WP Statisticsでは、以下のアクセス解析データを確認することができます。
- 概要
- 訪問者のブラウザ
- トップ参照サイト
- 国別の上位10ヶ国の訪問者数
- オンラインユーザー
- 最近20日間のアクセス数
- Top Visitors
- 参照元検索エンジン
- 最近の訪問者
- Today’s Visitors Map
- 検索ワード
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-statistics/
WordPressでGoogleアナリティクスと連動して動くおすすめのアクセス解析プラグイン
Site Kit by Google
Site Kit by GoogleはGoogle公式のアクセス解析プラグインです。Google公式プラグインなので、Googleアナリティクス、Google Search Consoleなども簡単にWordPressと連携できます。
しかし、Googleアナリティクスように膨大なデータを確認できるわけではなく、サマリーに近いデータしか確認できません。そのため、詳しいデータを確認するには、Googleアナリティクス上で確認する必要があります。
Site Kit by Googleを使うと、以下のようなデータが計測できます。
- すべてのトラフィック
- 検索ファネル
- どのページが人気か
- クリック数の多い検索キーワード
- サイトの表示速度
- アドセンスの収益
- 各ページ単位でのデータを検索・確認
https://ja.wordpress.org/plugins/google-site-kit/
Analytify – Google Analytics Dashboard Plugin For WordPress
Analytify – Google Analytics Dashboard Plugin For WordPressはGoogleアナリティクスで確認できるようなページビュー、参照元、ブラウザ、都道府県などの基本的な指標が確認できます。
またWordPressのダッシュボード上で日付の範囲指定も可能なので特定期間のデータも確認できます。
Site Kit by Googleを使うと、以下のようなデータが計測できます。
- セッション
- ユーザー
- バウンス率
- サイトの平均滞在時間
- 平均ページ
- ページビュー
- 新規/リピーター
- トップキーワード
- トップリファラーのリスト
- トップリファラーブラウザのリスト
- モバイルデバイスの統計
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-analytify/
Google Analytics by MonsterInsights
Google Analytics by MonstelinsightsはWordPressの管理者アクセスを除外して計測できる設定があります。
Google Analytics by Monstelinsightsはトラッキングコードの設定が不要なので初期設定がほぼありません。
Site Kit by Googleを使うと、以下のようなデータが計測できます。
- リアルタイム計測
- eコマーストラッキング
- Google AdSenseの広告計測
- イベントトラッキング機能
- カスタムディメンショントラッキング
- 人気のある著者
- 人気のある投稿
- カスタム投稿タイプ
- 流入元
https://ja.wordpress.org/plugins/google-analytics-for-wordpress/
逆に入れない方が良いWordPressのアクセス解析プラグイン
Slimstat Analytics
WordPressでのアクセス解析ではSlimstat Analyticsが有名です。Slimstat Analyticsはページビュー数、ユニークユーザー数など基本的なアクセスデータをほとんど集計・確認できる有志なプラグインです。
管理者アクセスのクローラー除外設定や管理画面の項目を自由に表示順を変更できたり、使いやすいプラグインでした。
現在はWordPressの最新バージョンに対応していないので不具合が起きる可能性があります。
Slimstat Analyticsで解析できるデータは以下の通りです。
- PV
- 平均PV
- UU
- 日別アクセス
- 人気記事
- 参照ドメイン
- 検索キーワード
- 訪問者のOS、ブラウザ、解像度
- 訪問者の直帰率
- 訪問者のページ/セッション
- 訪問者の滞在時間
- 離脱ページ
- 流入ページ
- 流入元URL
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-slimstat/
Google Analytics by ExactMetrics
Google Analytics by ExactMetricsはSlimstat Analyticsと同じようにWordPressのダッシュボード上でGoogleアナリティクスのデータを確認できるプラグインです。
2020/2/13のアップデート以降「Google Analytics Dashboard for WP by ExactMetric (旧:GADWP)」は大きな仕様変更がありました。
一部機能が制限されたり、英語表示になったり、アップグレードの広告がしつこかったりと仕方ないことではありますが、総合的に使い勝手が悪くなった印象です。
Google Analytics by ExactMetricsで解析できるデータは以下の通りです。
- リアルタイムの統計
- eコマーストラッキング
- アフィリエイトリンク追跡
- 広告追跡
- カスタムディメンション
- 最も人気のある著者
- Google Analytics for AMP
- Google Optimizeアドオン
- カスタムイベント
- 上位のトラフィックの参照元
- 人気のある投稿
- スクロール深度追跡
https://ja.wordpress.org/plugins/google-analytics-dashboard-for-wp/
Google Analyticator
Google Analyticatorは名前の通りGoogleアナリティクスとWordPressを簡単に連携させるプラグインです。
WordPress上でGoogleアナリティクスで使われている基本的な情報をまとめた簡易レポートが確認できます。
現在はWordPressの最新バージョンに対応していないので不具合が起きる可能性があります。
Google Analyticatorで解析できるデータは以下の通りです。
- PV
- UU
- 人気記事
- 流入元
- 検索エンジン
- 訪問者のOS、ブラウザ、解像度
- ダウンロードリンク
- サイトの速度