
- 現役Webマーケター
(元Webディレクター) - 東証一部上場の不動産系企業で勤務
- 最高収益:月間30万円
いざアイデアや方向性が固まって、ウェブサイト・ブログを作ろうと考えた時に、一番最初に検討しないといけないのがウェブサイト・ブログを置くレンタルサーバー選びではないでしょうか。
レンタルサーバーなんて知らないし、どうやって選べば良いか分からない方向けに、今回はWordPressでウェブサイト・ブログを作るのにおすすめのレンタルサーバーを比較して解説していこうと思います。
この記事を読み終えた時に、ご自身に合ったレンタルサーバーが選べれるようになっているはずです!
レンタルサーバーとは、文字通りサーバーを業者からレンタルすることを意味しています。借りたサーバーにウェブサイト・ブログを置いて運営をすることになります。
わざわざレンタルしなくても自前で準備することはできないのかと言う人もいるかと思います。
サーバーを準備することは可能なのですが、ある程度の専門知識・技術が必要で、なおかつサーバーを準備できたとしても定期的に運用・保守をする必要です。
そのため時間と費用がかかってしまうため、多くの人がレンタルサーバーのサービスを利用して、ウェブサイトやブログを運営しています。
そもそもサーバーという言葉を知らない方向けに、サーバーの役割について説明します。
サーバーとはクライアントであるPC・スマホなどからの要求(リクエスト)に応じて、サーバーが保有している情報、ファイル、サービスを提供(レスポンス)する存在です。
そのためサーバーはウェブサイト・ブログを運営する上で必須の存在になります。
具体的には、サーバーにウェブサイト・ブログの運営者が、HTMLやPHPなどのウェブサイト・ブログを構成するファイルをアップロードすることで、一般のユーザーがウェブサイト・ブログにアクセスした際に、サーバーがウェブサイト・ブログを(アップロードしたファイル)をブラウザに表示してくれるのです。
初心者の方にとって、初めてのレンタルサーバー選びは分からないことだらけだと思います。しかし大きなポイントとしては、性能面、サポート面、費用面の3つかと思っています。
サポート面、費用面を入れている理由としては、まず人気のレンタルサーバーになると、そこまで大きな差は無いため、各レンタルサーバーの強みや特徴を理解して、優位性があるレンタルサーバーを選択することになります。
そのため初心者の方が選択するとなると、ある程度レンタルサーバーの性能が良いことは前提で、しっかりサポートしてくれる体制や方法があるのか、ウェブサイト運営の負担になるような価格設定が特に重要です。
特に費用面についてですが、長期的にウェブサイト・ブログを運営する方は年額一括払いなどで、少しでも費用を抑えているかと思います。
ただ初めての契約の場合だと、いつまで運営するか未定だったり、できる限り初期コストを抑えたいなど年額一括払いは避けると思うので、ほとんど月額で支払いを行っていくと思います。
しかし毎月発生するコストも年間費用にするとバカにならない費用になりますので、契約前にしっかり確認しておきたいポイントです。
性能面、サポート面、費用面の3つについて具体的にどういうところで比較していくか例を挙げると、
この3つのポイントで比較すると、自分に合うレンタルサーバーが見つけやすくなるかと思います。
世の中にはレンタルサーバーサービスがたくさんあるので、初心者の方が一つ一つ真面目に比較していくと膨大な時間がかかります。
今回は私自身が実際に利用したことのあるレンタルサーバーで人気・実績がある、6社のおすすめのレンタルサーバーをピックアップして比較しました。
サービス | ロリポップ | さくらレンタル サーバー | エックス サーバー | ConoHa WING | Star Server | カゴヤ・ジャパン |
プラン | スタンダード | スタンダード | X10 | ベーシック | スタンダード | S12 |
初期 | 1650円 | 1048円 | 1320円 | 0 | 1650円 | 0円 |
月額 | 660円 | 524円 | 3300円 | 1210円 | 660円 | 1100円 |
一括費用 | 8250円 | 6286円 | 16500円 | 11880円 | 8250円 | 10560円 |
お試し期間 | 10日 | 14日 | 10日 | 14日 | 14日 | 14日 |
運営会社 | GMOペポパ | さくらインターネット | エックスサーバー | GMOインターネット | GMOインターネット | カゴヤ・ジャパン |
公式サイト | ロリポップ | さくらレンタルサーバー | エックスサーバー | ConoHa WING | Star Server | カゴヤ・ジャパン |
※2020年4月15日時点の情報を掲載しております。
ロリポップ!は初心者の方でも使いこなせる管理画面で、ウェブサイト運営に必要な機能はほとんど搭載されており、コストパフォーマンスが高いことが特徴的です。
月額100円のエコノミープランがあり、手軽に利用することができます。価格が安いと心配という方もいるかと思いますが、基本的な機能は全て標準で搭載されているので、運営上ほとんど問題はありません。レンタルサーバーの管理画面もシンプルな作りになっているので、迷うこと使いこなせます。
またサポート体制が充実しており、経験豊富なカスタマーサービススタッフが、24時間365日メールでの対応を行っています。リアルタイムに話せれるチャットサポート、電話サポートもあるので、何かあった際に、頼ることができます。
ConoHa WINGは、ハイスペックサーバーかつ高速通信ができるレンタルサーバーです。同時大量アクセスの高速処理に優れたnginxを採用。サービス品質保証(SLA)を導入し、品質保証値はサーバーの月間稼働率99.99%以上としています。
最低利用期間がなく、初期費用も不要のため無駄なコストが発生することもありません。
国内レンタルサーバーサービスの中のWebサーバーの処理速度の調査では国内No.1に輝いています。また2020年2月の日本マーケティングリサーチ機構によるブランドイメージの調査で「アフィリエイター・ブロガーが使いたいレンタルサーバー」「WordPress利用者満足度」「サポートデスク対応満足度」の3部門でNo.1を獲得しており、信頼できるレンタルサーバーでしょう。
エックスサーバーは、高機能かつ安定したサーバー環境が特徴のレンタルサーバー会社です。運用サイト数は170万件以上で、国内シェアNo.1に輝いています。
セキュリティが完備されている国内データセンターで24時間サーバーを監視しているため、サーバー稼働率99.99%以上という常に安定したサーバー環境になっています。また大量アクセスに強い「nginx(エンジンエックス)」を採用しているため、突発的にアクセスが集中した場合でも安定性を保つことができます。
スターサーバーは高速通信かつ価格が安いことが特徴のレンタルサーバーです。特に高速通信には力を入れており、全てのサーバーがSSDで、PHP高速化機能、nginx(エンジンエックス)を導入しているため、ウェブサイトの高速通信ができます。
月額126円から利用できるエコノミープランがあるため、ウェブサイトの運営に負担をかけない金額設定のため、とてもコストパフォーマンスが高いです。
クラウドの特長を兼ね備えており、CPUコア数やディスク容量などのリソースを即座に拡張するプラン変更に対応します。
カゴヤ・ジャパンは老舗レンタルサーバー会社です。特徴としては、WEBサーバー、データベースサーバー、メールサーバーをそれぞれの機能に特化した物理サーバーで分散運用しているため、障害に強く安定稼働します。
WEBとDBは物理的にサーバーを分けることでリソースを分散したうえで、SSD搭載のハイパフォーマンスXeonサーバーが大量の処理を高速に実行します。自社のデータセンターがあり、専任の技術者が24時間365日常駐しています。
一般的な共用レンタルサーバーだけでなく、マネージドプラン、WordPress専用サーバー、アカデミックプランなど多数のプランがあるため、より最適なプランを選択することができます。
さくらレンタルサーバーは、国内自社データセンターがあり、サーバーの冗長化も行っているため安全性が高くウェブサイト・ブログを運営する上で必要な機能も搭載されています。とくにコストパフォーマンスが高く比較した中で年間費用としては最安になります。
データベースが不要な方は、月額131円のライトプランがあり、シンプルなウェブサイトの運営を行うことができます。スタンダードプランであれば、データベースの冗長化、バックアップ機能が付いていますので安心して運営を行うことができます。
また初心者の方に嬉しいサポート体制も充実しており、電話・メールのサポートが無料で受けれます。ウェブ上にはサポートサイトもあり、他社からの乗り換え方法ページ・Q&Aページも用意されているので、スムーズにレンタルサーバーの導入ができます。