それペナルティー受けてない?Googleからのペナルティーのチェック方法から解除方法を解説【絶対やめとけ】

【SEO対策】Googleからスパム扱いされる絶対行ってはいけない手法まとめ
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管理人:かつさんど
  • 現役Webマーケター
    元Webディレクター
  • 東証一部上場の不動産系企業で勤務
  • 最高収益:月間30万円

GoogleやYahooといった検索エンジンは誕生から現在にいたるまでに、大きく変化を遂げてきました。

数年前までは問題なかったことが、現在ではスパム行為としてペナルティを加えられることもあります。Googleは特に検索エンジンのことを考えるのではなく、ユーザーの利便性を第一に考えた上でサイトの運営を行うことを主張しています。

今回はGoogleからスパム判定を受けて、ペナルティーをうけ時ご紹介するGoogleにスパム行為とみなされる行為をチェックして、ウェブサイトがペナルティーをもらわないようにしましょう。

目次

Googleからのペナルティーには2種類ある

Googleの手動による対策

Googleからペナルティーを受けると、Google検索結果ページ上で順位が下がります。さらに最悪の場合、非表示となり検索しても表示されないようになります。このように「順位が下がる」「非表示になる」と影響の違いによってペナルティーにも2種類あります。

自動ペナルティー

自動ペナルティは検索結果ページから自動的に順位が下がる影響を受けるペナルティーです。検索結果から非表示になる手動ペナルティーよりも軽いペナルティーにはなりますが、自動的に順位が下がるため自然検索での流入数が減少することが考えられます。

手動ペナルティーと違う点として、Googleからペナルティーを与えたから順位を下げるという通知が来ないのでサイト管理者が気づきにくいため少し厄介です。

しかし、明らかに順位が下がるので、確実に検索結果ページからのアクセスが減少します。GoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleなどでアクセス解析等を行っていれば自然と確認することができるでしょう。

手動ペナルティー

手動ペナルティーはGoogleから手動による対策を受けることを意味します。手動による対策とは、Googleの担当者がウェブサイトを目視で確認し、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に準拠していないと判断した場合は、手動で検索順位を落とす対応を指します。

手動ペナルティーを受けた場合、Google Search Consoleに通知が届くので内容を確認して対応をしましょう。Google Search Console上から再申請をしない限り、手動ペナルティーが解除されることがないので対応後は必ず再申請をするようにしましょう。

Googleのスパム対策チームのマット カッツ氏は手動でスパム対策を実施していることについて動画で語っています。スパム判定のアルゴリズムの開発に時間がかかるため、アルゴリズム開発は行わずにGoogleが報告を受けた内容や日々のチェックで手動による対策を実施するという内容です。

Googleからペナルティーを受ける禁止されているSEO対策

スパム行為として禁止されている行為

コンテンツの自動生成

・検索キーワードを含んでいるが、文章としては意味をなさないテキスト

・自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや編集を経ず公開されたもの

・マルコフ連鎖などの自動処理によって生成されたテキスト

・自動化された類義語生成や難読化の手法を使用して生成されたテキスト

・Atom / RSS フィードや検索結果からの無断複製によって生成されたテキスト

・複数のウェブページからのコンテンツを、十分な付加価値を加えることなくつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの

Google検索セントラル 自動生成されたコンテンツ

コンテンツの自動生成はシステムやプログラムなどによって、自動的に作成されたと考えられる質の低いコンテンツを指します。どれも同じようなコンテンツが掲載されていて付加価値がない場合、重複ページとして判定されてるものは対象に入ると考えた方が良いでしょう。

リンクプログラムの参加

PageRank を転送するリンクの売買。これには次のものが含まれます。

 ・リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする
 ・リンクに関して物品やサービスをやり取りする
 ・特定の商品について記載しリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を「無料」で送る

・過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。

・アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。

・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。

・第三者のコンテンツ所有者に対し、必要に応じてアウトバウンド リンクに修飾属性を適用するかどうか選ぶ権利を与えずに、特定の利用規約や契約、または同様の取り決めの一部として、リンクを義務付けること。

Google検索セントラル リンク プログラム

リンクプログラムという言葉は聞き覚えのない方が多いと思いますが、要は外部リンクをお金を払って買う行為になります。Googleは学術界の「引用される数が多いほど良い論文である」という考えのもと「被リンクが多いほど良いサイトである」という「被リンク」を検索順位を決定するシグナルの中でも重要な要素としています。

そのため、ユーザーのためになる質の高いコンテンツではないにも関わらず、被リンクを獲得することはスパムと判定します。Googleの考え方は質の高い良質なコンテンツは閲覧したユーザーが自然と誰かと共有したいと考えて、自然に被リンクを生まれるという考えです。

オリジナルコンテンツがない

オリジナルコンテンツがないと判断されると質の低いコンテンツ扱いを受ける可能性があります。豊富な情報量で網羅性が重視されているので一定数のコンテンツ量がある前提で、競合などのページと比較したときに自社でしか掲載できないコンテンツを入れるのがベストです。

クローキング

・検索エンジンには HTML テキストのページを表示し、人間のユーザーには画像のページを表示する。

・ページをリクエストしたユーザー エージェントが人間のユーザーではなく検索エンジンである場合にのみ、ページにテキストやキーワードを挿入する。

Google検索セントラル クローキング

クローキングは検索エンジンとユーザーに対して、別々のコンテンツを表示させることで検索エンジンを騙すような行為を指します。検索エンジンには正常なページに見せておいて、ユーザーに見せるページでは悪質なリンクや悪意のある動作を伴うプログラムを仕込んだりしていることになります。

画像: alt 属性を使用して説明テキストを記述する。また、画像の近くにわかりやすいキャプションや説明テキストを入れることもおすすめします。画像の公開に関するその他のヒントについては、こちらの記事をご覧ください。

JavaScript: JavaScript 内と同じコンテンツを <noscript> タグ内に記述する。この方法を使用する場合は、タグ内のコンテンツを JavaScript 内のコンテンツと完全に同一にし、タグ内のコンテンツがブラウザで JavaScript を有効にしていないユーザーに表示されるようにします。

動画: 動画の説明テキストを HTML 内に記述する。キャプションや字幕を含めることもできます。動画の公開に関するその他のヒントについては、こちらの記事をご覧ください。

Gogole検索セントラル 隠しテキストと隠しリンク

検索エンジンにとってアクセスしにくいJavaScriptや画像などを使用されている場合、上記の対応を取ることが推奨されています。

不正なリダイレクト

・検索エンジンには 1 つのコンテンツ タイプが表示されるが、ユーザーはまったく違うコンテンツにリダイレクトされる。

・PC ユーザーには通常のページが表示されるが、モバイル ユーザーはまったく別のスパムドメインにリダイレクトされる。

Google検索セントラル 不正なリダイレクト

不正なリダイレクトは、検索エンジンとユーザーで異なるページを見せるクローキングと似ているスパム行為になります。検索エンジンはリダイレクト先をたどらずに元のページをクロールしてインデックスしますが、ユーザーはリダイレクト先を参照されられて予想しないページに遷移するような挙動が不正なリダイレクトとなります。

隠しテキスト・リンク

白の背景で白のテキストを使用する

テキストを画像の背後に置く

CSS を使用してテキストを画面の外に配置する

フォント サイズを 0 に設定する

小さな1文字(段落中のハイフンなど)のみをリンクにしてリンクを隠す

Google検索セントラル 隠しテキストと隠しリンク

Webサイト上でユーザーには見えないようにテキストやリンクを設置することを指します。ユーザーには見えないようにして検索エンジンにだけテキストやリンクを認識させることでSEO対策を行う手法になります。

誘導ページ

・特定の地域や都市を対象としたドメイン名やページを複数持ち、それらのドメインから 1 つのページにユーザーを誘導するもの

・サイト内の有用なコンテンツや関連性の高いコンテンツにユーザーを案内することを目的として生成されたページ

・サイト内における階層が明確に定義されていないため構造としては検索結果の一覧に近く、内容が類似する複数のページ

Google検索セントラル 誘導ページ

誘導ページは特定のキーワードで検索結果の上位に表示させて、そこから本来誘導させたい特定のページへユーザーを遷移させることを指します。検索結果ページ上に誘導させるだけのページがいくつもあったらユーザーとしては利便性が下がるので、誘導することだけが目的のページを量産することはユーザーのためにならないのでやめましょうということですね。

コンテンツの無断複製

・他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト

・他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えた上で転載しているサイト

・なんらかの独自の体系付けやユーザーへの利便性を提供することなく他のサイトからのコンテンツ フィードをそのまま掲載しているサイト

・ユーザーに実質的な付加価値を提供することなく、他のサイトの動画、画像、その他のメディアなどのコンテンツを埋め込んだだけのサイト

Google検索セントラル 無断複製されたコンテンツ

他のサイトのコンテンツをコピーし、独自コンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載していることを指します。これはGoogleでペナルティーを受けるだけでなく著作権侵害にも該当する可能性があります。

付加価値のないアフィリエイトサイト

・商品アフィリエイト リンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの。

・サイトの大部分がアフィリエーションで構成され、独自のコンテンツやユーザーへの付加価値がごくわずかしか含まれていないもの。

Google検索セントラル アフィリエイトプログラム

アフィリエイトを目的としたサイトの場合、独自の内容を掲載せずにアフィリエイトの商品ページのURLや説明文、オンラインショップのレビューだけを紹介しているようなウェブサイトは付加価値がないと判断されます。掲載している内容に関しては問題がなくても、他のアフィリエイトサイトも同様の内容を掲載するため、「内容が薄い」と判断される可能性が高い傾向にあります。

自分の実体験や実際に取材するなど、オリジナルコンテンツを作って他の記事にはないコンテンツを用意するようにしましょう。

キーワードの乱用(詰め込み)

実質的な付加価値のない電話番号の羅列。

ウェブページが特定の市町村や都道府県に関する検索結果の上位に掲載されるようにするために市町村名や都道府県名を羅列したテキストのブロック。

同じ単語や語句を不自然に感じられるほどに繰り返すこと。例:

当店では、カスタムメイド葉巻ケースを販売しています。当店のカスタムメイド葉巻ケースは手作りです。カスタムメイド葉巻ケースの購入をお考えでしたら、当店のカスタムメイド葉巻ケース担当者まで custom.cigar.humidors@example.com 宛てにお問い合わせください。

Google検索セントラル 無関係なキーワード

キーワードの乱用はWebサイトのタイトルタグや見出しタグなどに、不自然にキーワードを詰め込んだり、意味をなさないテキストや数字を過剰に並べるなどを指します。狙っているキーワードに対してユーザーの検索意図を推測してタイトルタグを付けること、関連性の高いであろうキーワードでコンテンツを作り見出しタグに入れるといったように、ユーザーのためになるということを前提にタイトルタグや見出しタグは設定していきましょう。

悪意のある動作を伴うページの作成

・ページ上のコンテンツの位置を変更または操作することで、ユーザーが特定のリンクやボタンをクリックしていると認識していても、実際にはページの別の部分をクリックしたことになるようにすること

・ページに新しい広告やポップアップを挿入する、ページ上の既存の広告を別のものに置き換える、またはそのような動作をするソフトウェアを宣伝またはインストールすること

・ユーザーがダウンロードをリクエストしたときに意図しないファイルもダウンロード対象に含めること

・ユーザーのパソコンにマルウェア、トロイの木馬、スパイウェア、広告、ウイルスをインストールすること

・ユーザーに知らせて同意を得ることなくユーザーのブラウザのホームページや検索設定を変えること

Google検索セントラル 悪意のある動作を伴うページの作成

ユーザーがあるリンクをクリックした際に、予想に反したリンク先へ遷移させる行為全般を指します。もちろん、意図的にユーザーを騙すようなことはしてはいけませんが、意外とシステムの不具合や設定ミスで挙動がおかしくなっていることがあるので公開前に十分テストし、不用意なペナルティーを受けないようにしましょう。

構造化データのマークアップの悪用

画像引用:Google検索セントラル 構造化データに関する一般的なガイドライン

Google検索結果ページではより価値のある情報を表示させるために、商品の価格、評価、調理時間、カロリー、動画などを通常の検索結果よりも詳細な情報が表示されるようにWebサイトを作る構造化データのマークアップという手法があります。以前はリッチスニペットという名称でしたが、最近では構造化データと呼ばれています。

Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)を遵守します。

最新の情報を提供します。日時によって関連性がなくなったコンテンツに関してはリッチリザルトを表示できません。

自分またはユーザーが生成したオリジナルのコンテンツを提供します。

ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないでください。たとえば、JSON-LD マークアップでパフォーマーが記述されている場合、HTML の本文でも同じパフォーマーが記述されている必要があります。

関連性がないコンテンツや誤解を招くコンテンツ(虚偽のレビュー、ページの内容と関係のないコンテンツなど)をマークアップしないでください

構造化データを使用してユーザーを欺いたり、誤解を与えたりしないでください。他人や組織になりすましたり、自らのオーナーや所属、主な目的を偽ったりしないでください。

小児性愛、獣姦、性的暴力、暴力行為や残虐行為、差別、危険な行為を助長するコンテンツは禁止されています。

違法な行為に関与しているコンテンツや、他人に深刻かつ直接的な危害を与える商品やサービス、情報を宣伝するコンテンツをマークアップしないでください。このような内容の情報を教育目的で提供するコンテンツをマークアップすることは許可されています。

構造化データのコンテンツはさらに、特定の機能のガイドに記載されているコンテンツ ガイドラインまたはコンテンツ ポリシーにも準拠している必要があります。たとえば、JobPosting 構造化データのコンテンツは、求人情報のコンテンツ ポリシーに準拠している必要があります。また、練習問題の構造化データは、練習問題のコンテンツ ガイドラインに準拠している必要があります。

Google検索セントラル 構造化データに関する一般的なガイドライン

この構造化データを使ってガイドラインに違反している場合、にペナルティーを受ける可能性があります。構造化データを活用する場合は、上記の構造化データの品質に関するガイドラインを確認した上で実装しましょう。また構造化データは実装したからといって必ずそのように表示されるわけではありません。検索されているジャンル等の影響が大きいですが、表示されるように作る方がベターなので、構造化データに関する特定の構造化データタイプのドキュメントを確認して正しい実装方法に準拠してリッチリザルト テストや URL 検査ツールを使用してテストすることがベストです。

Google への自動化されたクエリの送信

Googleでは自動的にランキングをチェックするWebPosition Goldのようなソフトを使うことを禁止しています。というのもGoogleに自動的にクエリを送信することで、無駄にリソースを使わせてしまうことにつながるためです。検索結果ページの下部にある関連する検索キーワードに表示されるように、狙っているキーワードで多くのユーザーから検索されるように見せて表示される手法がありますが、このような行為はガイドラインに違反しているためペナルティーを受ける可能性があります。

Googleからペナルティを受けた時のチェック方法

もしスパム行為を行ってペナルティを与えられたら

Googleからペナルティーを受けているかどうか気になる方にチェック方法を説明します。チェック方法としては、Google Search Consoleの手動による対策メニューからペナルティを受けているページを確認することができます。

Googleからペナルティを受けた時の解除方法

自動ペナルティー

自動ペナルティーは先ほど書いたように、通知が来ないためペナルティーを受けている原因を探すところから行う必要があります。まずは、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)を確認して正しい対策を理解した上でスパム判定を受けている箇所を探していきましょう。

原因を探して解消した後は、手動ペナルティーと異なり再申請は不要です。そのため、Google Search Consoleからクロールの再申請を行って解除されるのを待ちましょう。順位が上がってきたら解消されると考えてよいでしょう。

手動ペナルティー

手動ペナルティーはGoogle Search Consoleに届いたメールの内容に記載されているガイドラインに違反していることを解消していきましょう。解消後はGoogle Search Consoleの手動による対策メニューから再申請のリクエストを行いましょう。

手動ペナルティには期限があり一定期間が経てば解除されることもあるようですが、放置することでGoogleから再度ペナルティーを受けることもあるため、ガイドラインに違反していることをなるべく早く解消しましょう。

Googleのスパム対策チームのマット カッツ氏は再申請の注意点を動画にしているので、再申請を送る前に確認しておきましょう。再申請を送る際のメッセージを書くことができるのですが、「ガイドライン違反はすべて解消している」「違反を繰り返さないために実施内容」などを書いてGoogleにアピールすることが重要そうですね。

Googleからペナルティを受けて申請後どれぐらい期間がかかる?

大体1週間ほどでGoogle Search Consoleにメールで連絡があります。状況はメールで通知が来るので、リクエスト後は大人しく待つのみです。

まとめ

検索エンジンからペナルティをもらうことはウェブサイトを運営していく中で致命的なので、一番はペナルティをもらわないように、スパム行為に関して知識をつけることが重要です。

もし万が一ペナルティをもらった場合は、速やかにGoogle Search Consoleから詳細な内容を確認して対応を施し、再審査をリクエストすることを優先的に実施してください。

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