
- 現役Webマーケター
(元Webディレクター) - 東証一部上場の不動産系企業で勤務
- 最高収益:月間30万円
今回はWebマーケティングをしていて感じた魅力・やりがい・楽しさを紹介していきます。
是非Webマーケターに興味を持っている方がいれば、最後まで読んでみてください。
マーケターの仕事はインターネットを使って企業の商品・サービスの販売を促進して最重要経営課題である売上を増加させることです。
簡単に言うとECサイトで商品の販売数を増やしたり、ホームページからサービスのお問い合わせ数を増やすことになります。
そのために、マーケターはWeb上で色々な施策を行なっていきます。代表的な施策は下記になります。
情報過多な時代の中で企業やブランドの認知拡大や商品購入・サービス契約など企業活動をインターネットを使って促進させて企業のさまざまな目標を達成させる重要なミッションを背負った人材を指します。ちなみに私は現役マーケターです。
Webマーケティングのやりがい・魅力・楽しさを感じることは下記の6つになります。
一つずつ説明していきます。
自分が考えたWeb施策を実行した時に、上手くいこうがなかろうが、基本的に全て数字で結果が現れます。自分の思う通りに数字が上がれば、その分だけWebマーケターとして評価されるので、もちろん嬉しいですしやりがいがあります。
代表的なのが、アクセス解析ツール上のWebサイトのアクセス数、CV数、広告のクリック数・クリック率などWebマーケターとして日々追いかけるKPIの実績数字が丸わかりになります。
さらにCRMを導入している場合、リード数、商談数、成約・購入数、成約・購入率など反響獲得からクロージングにいたる一連のあらゆる実績が全て数字として残ります。
Webマーケターの仕事は企業にとって重要な売上・利益やブランディングなど大規模かつ影響力のある仕事であることが多いです。そのため、会社の役員などの経営陣とディスカッションしたり、プレゼンしたりと他の部署・職種ではできない貴重な経験ができます。
事業会社のWebマーケターの場合、自分の会社の売上を左右したり、知名度や評判といったブランディングにも影響を与える仕事ができます。
Web系の広告代理店やコンサルのWebマーケターの場合、クライアントの商品・サービスの販促から会社の事業構築・予算・売上計画策定といった責任感のある大きな仕事を行うこともあります。
Webマーケターとして仕事をしていると、SEO、Web広告、SNSマーケティング、アクセス解析、WebライティングなどWebマーケティングのスキルが身に付き、専門性を高めることができます。Web施策を企画し自ら運用をすることもよくあるので、現場の第一線で貴重な経験を積めます。
トレンドが移り変わりの激しい業界なので、常に新しいノウハウや知識を入手して取捨選択して自社にとっても役に立ちそうであれば取り入れるために、IT/Web業界の最新情報をウォッチしておかなければなりません。
下記のIT/Web系ニュースサイトなどはよく読んでいます。
日本の企業にはまだまだWebマーケティングなどの専門性の高い業務を外部委託している流れがあるので、Webマーケティングのスキルやノウハウを持つことで個人で副業やフリーランスとして活躍することができます。
特に副業を探すクラウドワークス、ココナラ、ランサーズなどクラウドソーシングサービスが盛り上げっています。最近はCMとかでも見かけるようになりました。
Webやインターネットを活用してビジネスを行うことが当たり前の時代なので、どこの企業でもWebマーケティングができる人材というのはニーズがあります。そのため、しっかりアピールできる実績があれば、他の人よりも転職は有利に進めることができます。
IT/Web業界全体に言えることですが、一般的な企業と比較して「時間」「場所」「服装」などが自由だったり柔軟な企業が増えています。「時間」では出勤時間が自由でコアタイム制度があったり、「場所」では平日のほとんどがリモートワークだったり、「服装」は従来のスーツではなくオフィスカジュアルや最低限の身だしなみのルールを守った上で完全に私服だったり、ニュースでよく聞く働き方改革が進んでいます。
Webマーケティングの大変・つらい・きついことは下記の3つになります。
一つずつ説明していきます。
Webマーケティングのやりがい・魅力・楽しさでも紹介しましたが、良い結果も悪い結果も数字でしっかり分かるため、特に悪い結果が続くと「つらい」「きつい」と感じることもあります。
Webマーケティングをしていてよく他の人から華やか・すごいなどのイメージを持たれることがあるのですが、実際は結構地道かつ地味な作業が多いです。
例えば、Googleアナリティクスのレポートをダウンロードしてエクセル上で数字の変化の要因を考えたり、ボトルネックになっている箇所を探したりなどパソコンを眺めながら首を傾げていることもよくあります。
何が問題で数字が上がらないのかわからない時は、真っ白な絵のパズルを組み立てているような感覚です。笑
最新情報やトレンドをしっかりウォッチしておく必要があるので、日々勉強する気概で仕事に取り組むことが求められます。慣れれば全然苦ではないのですが、勉強とかしたくないとかいう人は向いていないかもしれません。
例えばわかりやすいのは最近特に流行しているYoutubeやTiktokなどの動画メディアです。流行初期の段階で取り組んでいたら、競合の参入も少ないので成果を上げやすい環境でした。
このように最新情報やトレンドにアンテナをはって、自社にとって有利に働きそうな情報やサービスは積極的に取り入れて競合に差をつけるような施策を企画することが重要です。
「もっとやばいんじゃないの?」と思われた方に、もう少し詳細をまとめました!
【現役マーケターの経験談】Webマーケティングの大変・きつい・つらいと感じること6選
Webマーケターに向いている人の特徴は下記になります。
Webマーケターに必要な要素はいくつもありますが、個人的には会社の売上・ブランディングを左右するやりがいのある仕事がしたい人、物事を客観的にロジカルに捉えらる人は特に向いていると思います。
「なぜロジカルシンキングがいるの?」が必要なのと思われた方もいるかもしれないので説明すると、Webマーケターの仕事は基本的に上手くいかない、成果や数字が上がらない、もはや原因がわからないなどが実際現場でよくあります。そんな時に、一つ一つの結果に対して自分なりの仮説を立ててPDCAを回して、成果を上げるためのアクションを取ってからです。
未経験者の方がWebマーケターになる方法を下記の3つになります。
一つずつ説明していきます。
IT/Web業界の求人サイトでは「未経験OK」「未経験歓迎」などのタイトルでよくWebマーケター職種の求人もあるのですが、基本的に未経験者の場合は、転職エージェントを使う方が良いです。理由は簡単で転職エージェントのキャリアカウンセラーの方の方が転職に関する知識やノウハウを持っているからです。
正直、全く未経験の方がWebマーケティングを行うのは難しいので、求人サイトの「未経験OK」「未経験歓迎」といった求人はよっぽど大手・有名企業で研修制度がしっかりしていない限り疑ってみたほうがよいです。
自分で探した求人ではなく、転職エージェントに相談して「研修制度」がしっかりある企業を探して、そこでWebマーケティングのスキルや経験を身に付けて活躍を目指しましょう。
初期費用はかかりますが、短期間で効率的にWebマーケティングを学習できるWebマーケティングスクールに通うのもおすすめです。特に「Webマーケティングの学習」と「転職支援」の両方に力を入れているスクールが良いです。
Webマーケティングスクールによっては実際に実務経験を積むことができるカリキュラムがあるスクールもあるので、転職活動でアピールできる材料を集めておくということも意識しておきましょう。
これは転職ではなく副業・フリーランスへのキャリアチェンジです。
Webマーケティングは独学でも学習できるので、基礎知識をつけて自分でWebサイト・ブログを作ってWebマーケティングを経験するというのも選択肢の一つです。
メリットとしては、あまり初期投資がかからない点がありますが、逆に懸念点は体系的に学習できないことや時間がかかることなどが上げられます。